ヒートショックとは、急激な温度変化による血圧の乱高下により、身体に悪影響を及ぼすことです。
特に冬場の寒い時期に多く、浴室での溺死事故の大きな要因です。

ヒートショックはお風呂場で起こる現象のことを指すわけではありませんが、暖かいリビング（居間）→寒い脱衣所・浴室→温かい浴槽と、急激に温度が変化するため、お風呂場ではヒートショックが起こりやすくなってしまいます。
また、同様の理由で、トイレも温度変化が起こりやすいので注意が必要です。

軽度だと、「めまい」「立ちくらみ」などの症状が現れます。
対処法は、その場にゆっくりしゃがみ込み、血圧が落ち着くのを待ちます。立ったままだと、転倒や失神の原因にもなります。早めに家族に助けを求めましょう。

重度になると、「心筋梗塞」「脳卒中」の恐れがあります。
激しい胸の痛みや頭痛・吐き気などが、「心筋梗塞」「脳卒中」の疑わしい症状なので、少しでも危険だと感じた場合は、すぐに家族に助けを求めましょう。声が出せない場合は、大きな音を出すなどして、周りの方に気付かせることが重要です。

65歳以上の高齢者や、高血圧・糖尿病・動脈硬化・生活習慣病などの持病がある人はヒートショックのリスクが高いと言われています。

しかし、ヒートショックは誰にでも起こる可能性があり、若い人でも注意が必要です。食事や飲酒後のお風呂や、熱いお湯に30分以上浸かるのが好きな人なども、ヒートショックのリスクが高くなります。

①入浴の前後にしっかり水分を補給する

水分補給は、ヒートショックだけではなく、熱中症の対策にもなるので、入浴前後にはコップ１杯の水やスポーツドリンクを飲むようにしましょう。

②食事・飲酒後の入浴は避ける

食後は、消化をするため、血圧がひくくなります。その直後に入浴すると、さらに血圧が上下して、ヒートショックのリスクが上がるため、食後１時間程度はお風呂を控えましょう。

また、飲酒も血圧や体の反応が低下しやすく危険なため、すぐにお風呂に入るのは控えましょう。入浴を済ませてから、食事・晩酌をするようにしましょう。

③浴室内の温度差を減らす

入浴前から、脱衣所は暖房器具で暖め、浴室はフタをせずお湯を張ることで、居室や浴槽との温度差を減らすことができます。

また、浴室の床がタイル床の場合、その上に浴室用のビニル床シートを貼ることで、冷たいタイル床のままよりも、足元の冷えが軽減され、ヒートショック対策にとても効果的です。万が一転倒した場合でも、タイル床のままよりも衝撃吸収に優れている浴室床シートを貼っておけば、怪我のリスクを軽減することができます。

出典：アース製薬（冬になるとよく聞く『ヒートショック』とは？）より抜粋　https://www.earth.jp/ofuro/faq/017/　

バスリフ明石の浴室床シート貼りは、防滑性・衝撃吸収・接触温熱感に優れた、東リ製バスなシリーズの浴室用ビニル床シートを、今お使いのタイル床の上から貼ることで、壊さずキレイにリフォームすることが可能です。
「浴槽はそのままで、冷たいタイル床だけなんとかしてほしい」
「なるべくコストを抑えたい」とお考えの方にはピッタリのリフォームです。

浴室床シート貼りは、必ずしもヒートショックを起こさないことを保証するものではありませんが、前述の対策と一緒に防止策として講じることで、今のタイル床のままの状態よりもリスクを軽減できることは間違いありません。ぜひ一度ご検討ください。
しっかりとヒートショック対策をして、安全かつ快適なバスタイムを過ごしましょう！

まずはお気軽にご相談ください！